この度、遺伝性に血栓を発症する家系（家族）を発見し、世界でも珍しく日本では3家系めの報告となりました。

その病気を引きおこす遺伝子配列を金沢大学と連携し研究、遺伝子異常を発見したことにより、今後は病気の早期発見、治療ができるようになりました。

その功績が今回Thrombosis Resarchに掲載されるに至りました。

　

この患者さんは18歳の女性の患者さんでしたが、脳血栓を突如発症し、脳外科に緊急入院。当時高知大学生でした。親御さんも非常に心配され他県から来られておりました。

当時の担当医でした脳外科の先生が非常に人格者でして、【この若さで脳血栓症になるなんておかしい、何かもとの病気が潜んでないかどうかを調べて

あげてほしい。先生になら安心して頼めるから、、。】との直々の依頼からの始まりでした。

その何気ないきっかけが、この発見につながり、予防治療に結びつき本人は無事大学を卒業し、元気に仕事をしております。

どんな些細なきになることでもかまいません。早期発見早期治療が大切なことはどの分野の病気でも周知の事実です。何かお役にたてることがあるかもしれませんので、専門外のことでもかまいません。

お気軽にご相談ください。

平成26年2月　吉日

お日さまクリニック　　　　院長

この投稿は 2014/02/16 8:51 PM に 内科 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 コメントを残すか、ご自分のサイトからトラックバックすることができます。