髪からのSOS「AGA治療」1

2016/06/17

「昔と比べて、髪のボリュームが減った」
「髪にコシやハリがなくなってきた」
「細くて短い抜け毛が増えてきた」

毛髪に関するお悩み、かかえていませんか?

最近、テレビのCMなどで「AGA」という言葉を耳にすることが多くなってきました。
「AGA」とは男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia)のことです。
薄毛や抜け毛に悩んでいる方をサポートし、生活習慣の改善まで含めてケアしていくことが「AGA治療」です。

AGAには様々なタイプがあり、それぞれ薄毛の原因が違っているので、タイプ別に適切な治療を行う必要があります。そのため、カウンセリングで毛髪と頭皮の状態を確認し、体質なども考慮しながら治療方法を決定していきます。必要に応じてAGA遺伝子検査などを行う場合もあります。

では、タイプ別に見ていきましょう。

・男性ホルモンの影響や遺伝、体質などが原因の場合

髪には1本1本寿命があり、ある一定のサイクルにしたがって、成長しては抜け落ち、同じ毛根からまたすぐ新しい髪が生えてくるようになっています。正常なサイクルが保たれていれば、薄毛になることもありませんが、実はこのサイクルを乱す男性ホルモンが存在します。

その男性ホルモンが増えると、髪の成長が抑止されサイクルが短くなります。サイクルが短くなると、太い髪が産毛のように細毛化し、それまでの太く長い髪の代わりに未熟な髪が生え、髪のボリュームが減り、コシもなくなり薄くなります。

また、この男性ホルモンの影響を受けやすいかどうかは、遺伝によるとも考えられています。つまり、遺伝的に影響を受けやすい場合は、薄毛になりやすい体質といえます。

このタイプの治療は、内服や注射によるホルモン療法が考えられます。

 

次回はもう一つのタイプを紹介します。

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